樹木葬の需要が急増！一般墓以外のお墓が選択肢として注目される理由とは

近年、お墓を建てる時は一般墓よりも樹木葬や納骨堂の需要が高まっています。2022年には、お墓の購入者の約半数が樹木葬を選び、約4割が納骨堂を選んだという調査結果も出ています。

なぜ樹木葬がここまで人気を集めているのでしょうか。その理由を、以下に3つ挙げます。

樹木葬が選ばれている理由

自然志向の浸透

近年、自然志向の生き方が浸透しています。樹木葬は、墓石を建てずに樹木を墓標とすることから、自然と調和した葬送形態として注目されています。

少子高齢化による後継者問題

少子高齢化、核家族化が進む日本では、お墓を継承する人が減少しています。また、お墓を子供や後継ぎに維持管理する負担をかけることを好ましく思わない方も増えています。
樹木葬は、合祀墓や集合墓など承継者を必要としない形式が多いため、後継者問題を抱える人にも選ばれています。

墓地の減少

首都圏を中心に、墓地の用地が減少しています。樹木葬は、墓石を建てないため、土地をあまり必要としません。そのため、墓地不足の解消にも貢献できるとされています。

>>　跡継ぎ不要のお墓で注目「樹木葬」についての記事はコチラ

納骨堂が選ばれる理由

納骨堂も近年では伝統的な一般墓を建てる割合と同じ程度になるくらい需要が高まって来ています。
その需要の理由は樹木葬と同じく、お墓の後継者問題だったり、経済面でのコストが一般墓より安価で済む点などが挙げられます。土地のスペースが不足している都市部ではコンパクトなスペースで多くの遺骨を収容できる納骨堂が墓地よりもつくられている傾向があります。

納骨堂では、永代供養が一般的です。そのため、お墓の管理や供養を、納骨堂の運営者に任せることができます。

納骨堂は人口密集地に設置され、遺族や友人にとってアクセスが容易であることが多いため、お墓参りへのアクセスの良さも選ばれる理由となっています。

>>　「納骨堂」とは？お墓との違いについての記事はコチラ

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