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浄土真宗の「本願寺派」と「真宗大谷派」の仏壇の特徴の違い

浄土真宗の「本願寺派」と「真宗大谷派」の仏壇の特徴の違い

浄土真宗の「本願寺派」と「真宗大谷派」の仏壇の特徴の違い

浄土真宗は、日本の仏教宗派の中で最も広まった宗派の一つであり、その中でも代表的な宗派には『本願寺派』と『真宗大谷派』があります。
この二つの宗派は、仏壇の特徴においてもいくつかの異なる点があります。以下で、それぞれの仏壇の特徴と違いについて詳しく説明します。

『本願寺派』と『真宗大谷派』の仏壇の特徴の違い

本尊

どちらの宗派も、本尊は阿弥陀如来です。ただし、本願寺派では、後光が8本指しているものを飾り、真宗大谷派では6本指している物を使用します。また、本願寺派では、本尊の脇侍として親鸞聖人像と蓮如聖人像を安置するのが一般的です。一方、大谷派では、脇侍として十字名号と九字名号を安置するのが一般的です。

仏具

本願寺派の仏具は、黒っぽい色の仏具を多く使用するのが特徴です。また青磁の香炉である土香炉(どこうろ)は浄土真宗でのみ用いられます。本願寺派の土香炉は真宗大谷派と異なり、飾りのない物を使用します。
また、東や餅などをお供えする角供花の形は六角形のものを使用します。

真宗大谷派の仏具は、金色の仏具を多く使用するのが特徴です。三具足は真鍮や真鍮の上に金メッキなどが施された金色で、特にろうそく立ては亀の上に鶴が乗った特徴的な見た目をしています。また、土香炉は透かし模様が施された青磁の香炉を使用します。角供花は八角形のものを使用します。

見た目

見た目

本願寺派の仏壇は、多くの場合、金色の豪華な装飾が施されています。金箔や彫刻、美しい木材を用いて作られ、その美しさが目を引きます。一方大谷派の仏壇は黒塗りの金仏壇を飾ります。見た目的には本願寺派の仏壇の方が金色が多くなります。

終わりに

浄土真宗の『本願寺派』と『真宗大谷派』の仏壇には、それぞれ異なる特徴がありますが、どちらも信者にとって大切にされています。

本願寺派の仏壇には、本尊の阿弥陀如来像のほか、脇侍である親鸞聖人像と蓮如聖人像を祀り、黒っぽい仏具が置かれます。昔から金箔を貼ったきらびやかな金仏壇が良いとされ、奥と前の柱に金箔を貼ってある仏壇を使用します。

真宗大谷派の仏壇は、一般的には質実でシンプルなデザインが特徴です。豪華な装飾は控えめで、木の温かみが感じられます。この質実なデザインは、信者が物質的な贅沢を避け、他力の信仰を強調する一環とされています。

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