庭の物置を解体し、更地にした時の固定資産税はどうなる?
庭を更地にすると、固定資産税がどうなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、庭を更地にすると固定資産税が増加する可能性はあります。
固定資産税は、土地や建物などの固定資産を所有している人に課される税金です。土地の固定資産税は、土地の評価額に税率をかけて算出されます。
土地の評価額は、国土交通省が定める「固定資産評価基準」に基づいて算定されます。固定資産評価基準では、土地の利用状況や地価などの条件を考慮して、土地の評価額を決定します。
住宅用地には軽減措置があるため、商業用地や一般の土地と比較すると固定資産税の額は1/3から1/6ほどになります。
しかし住宅用地であっても、定められた範囲以上の土地については減税措置が少なくなるか、対象外になることがあります。
そのため、広い庭に建っていた建物を解体し更地にすると、土地の評価額が大幅に上昇し、固定資産税も大きく増加する可能性が出てきます。
この辺りの判断は役場に問い合わせた方が無難です。
更地のまま固定資産税を安くする方法
畑などの農地に地目を変更する
更地を農地に変更することで固定資産税が軽減されます。
ただし、更地を農地に変更するデメリットもいくつかあります。
・農地転用許可が必要
・農地法の規制を受ける
・農業を始めるための準備が必要
農地転用許可は、市区町村の農業委員会から取得する必要があります。農地転用許可の申請には、農地転用計画書の提出や、農地を買い取る農家がいる場合は、その農家との売買契約書の提出などが必要です。
また、農地法では、農地を転用する際には、農業振興地域内にある農地については、農業委員会への許可が必要とされています。さらに、農地を転用する際には、農地の保全や農業の継続性を確保するための措置を講じる必要があります。
農地を農業用に利用するためには、農業を始めるための準備も必要です。例えば、耕耘機やトラクターなどの農業機械を用意したり、農業用水を確保したりする必要があります。
家庭菜園を作ったり、気を一本植えたりなど単純な変更では農地の認定が下りない可能性がありますので、まずは更地を農地に変更する際はメリットとデメリットを踏まえて、よく検討することが大切です。
まとめ
庭の建物を解体し更地にすると、固定資産税が大きく増加する可能性があります。
庭を更地にする前に、固定資産税の増加やその他のデメリットをよく考えて検討することが大切です。
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